一括投資「72の法則」積立投資「126の法則」

積立投資の「126の法則」?

72の法則と言えば、元本が2倍になる年数を簡単に求められる有名な法則です。
この法則は、一括で投資をした場合に有効ですが、積立投資の場合に有効な法則も存在します。

一括投資の「72の法則」、積立投資の「126の法則」、それぞれ確認してみましょう。

一括投資「72の法則」

まずは「72の法則」のおさらいです。

72の法則は、一括投資において、投資元本が2倍になる年数を簡単に求められる法則です。

72÷金利=年数

と表すことができます。

例えば、年利6%で複利運用していくのであれば、12年で投資元本が2倍になります。
(72÷6=12)

積立投資「126の法則」

それでは次に「126の法則」です。

126の法則は、積立投資において、投資元本の総額が2倍になる年数を求められる法則です。

126の法則の計算式も72の法則と同様です。
72の部分が126に変わっただけです。

126÷金利=年数

例えば、年利6%で積立投資をしていくのであれば、21年で積立元本が2倍になります。
(126÷6=21)

新NISAにも有効

126の法則は積立投資に有効ですので、もちろん、来年から始まる新NISAにも有効です。

先ほどの例は現実的でしょう。

つまり、新NISAで20年ほどかけて運用していくことで、積立元本を倍にして将来に備えることができる、ということです。

仮に、毎月4万円を21年間積み立てた場合には、積立元本の総額は1008万円となります。
これが運用によって2倍になると考えれば、2016万円となります。

これにて老後2000万円問題も解消されます。

72の法則、126の法則まとめ

一括投資「72の法則」にしろ、積立投資「126の法則」にしろ、複利運用で長期で積み立てることの有効性をイメージするのに良いですね。

本日の内容はここまです。

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