投資には元本割れのリスクがある。
元本割れをしたことで、投資から手を引く人も多い。
だが、リスクはある程度コントロールできるもの。
それには「投資先の分散」と「時間の分散」が重要になる。
投資先の分散
例えば、暗号資産をやっていると、BTCやETHを中心に、その他複数のアルトコインに投資をしている人も多い。
上げ相場のときはどれも好調で、アルトコインでこそ爆上げも期待できるので、そういったコインにも分散したくなる。
だが、知っての通り、BTCが暴落すれば、その他コインはそれ以上の暴落を食らうことになる。
これでは十分な分散と言えない。
資産レベルでの分散を行う必要がある。
暗号資産だけではダメで、投資信託や不動産などの異なる資産に分散する。
異なる値動きの資産に分散することでリスクを軽減できる。
私も暗号資産への投資もしているが、投資信託や不動産といった手堅い投資も長く続けている。
時間の分散
積立投資のように、定期的に投資をすることでリスクを軽減しよう。
定期的に投資をして平均購入価格を平準化していくことはドルコスト平均法ともいう。
資金を一度に投入するのではなく、何度かに分けて投資をすることで、高値で買ってしまうリスクを抑えることができる。
積立でない場合も同じで、ある程度購入時期は分散させる。
価格変動の大きい資産への投資は特に意識したい。
例えば、総額で100万円をビットコインに投資したいとする。
現在の価格で投資をするのは一旦は20~30万円程度でいいかもしれない。
さらに下がってきたら、待ってましたのごとく、資金を投下すればよい。
手元に使えるお金がある状態で投資をすると、心にも余裕が生まれる。
資金が使えずにうずうずしている状態が良い。
まとめ
「投資先の分散」と「時間の分散」といった策を講じながら、中長期的な投資を行うことが、リスクをコントロールのポイントであり、投資からの撤退を避けることにも繋がる。
投資は余裕資金で、とも言われる。
余裕資金でやるからこそ、焦って狼狽売りをすることもなく、余裕を持った判断が可能となる。