不動産投資を始める際、多くの投資家が直面するのが「どの規模で投資するべきか」という問題です。
この問いは、初心者だけでなく経験者にとっても重要です。
今回は、ワンルームマンション、戸建て、一棟アパートの所有者として、不動産投資の規模の選定について、実体験に基づいて解説します。
ワンルームマンション（区分マンション）
ワンルームマンション投資は、不動産投資の中でも最も手軽に始められる選択肢です。
管理の手間も少なく、初心者にも取り組みやすいです。
私の経験では、都内で中古の価格帯の安い物件を数百万円程度で購入し、月々の収支をプラスに保つことができました。
しかし、このタイプの投資では、収益性の低い物件を買わされるリスクもあるため、慎重な物件選びが必要です。
不動産会社が主催するセミナーでも多く扱われており、物件価格は大体が2～3千万円程度で、月々の収支が若干マイナスになる物件が売られています。
一戸建て
不動産投資を考える際に、戸建ても投資対象になるのかと意外に思う方もいらっしゃるかもしれません。
戸建て投資は、家族向けの賃貸市場に焦点を当てることができるため、一度入居者が決まると長期間の安定した収入が期待できます。
私も投資対象として戸建てを10年以上所有していますが、退去があったのは1度だけです。
しかし、退去時の原状回復の費用が他のタイプより高いのと、住んでもらえるのは一つの世帯だけなので、収益性がそこまで高くはありません。
一棟もの
一棟ものの投資は、複数の入居者から家賃を得ることができ、利回りが高くなる傾向にあります。
不動産投資のスピードを加速させることができます。
私の場合、8世帯の一棟アパートの所有者として、他のタイプよりも収益性が高いことを実感しています。
今の経験がある前提なら、最初から一棟ものに投資をするでしょう。
他と比べて価格帯は高めにはなるので、ある程度リスク許容度がある人向けかもしれません。
まとめ：自分に合った不動産投資を
他にもシェアハウスや駐車場などもあります。
不動産投資の規模決定は、個々の投資家の状況に応じて異なります。
市場の状況、投資目的、資金力、リスク許容度、そして個人の属性や年収など、多様な要因を考慮することが重要です。
自分に合った不動産投資で、安定した収益を生み出しましょう。
