「あなたが今支払っている住宅ローンの金利、実は還付されるかも知れない」
大半の家計にとって大きな負担となる住宅ローン。
しかし、その支払いに関して知らないまま損をしている人が多いのです。
知っているか知らないかで、数百万円の違いが出るかも…!?
あなたの知らない、住宅借入金等特別控除とは?
住宅を購入する際の大きなサポートとして、住宅借入金等特別控除があります。
一般には「住宅ローン控除」として親しまれています。
しかし、この控除を知らず、利用していない人も多いのです。
簡単に言えば、住宅ローンの金利分が一部還付される制度です。
年に数十万円、10年間で考えれば数百万円の還付が期待できるのです!
こんなにお得なのになぜ知らない?そのメリットとは
知っている人にとっては当たり前のこの制度。
しかし、知らない人にはまるで隠れた宝物のよう。
例えば、税制改正のあった2022年以降に、住宅の取得や居住を開始した方の住宅ローン控除は
- 住宅ローンの年末残高に対して0.7%の減税
- 控除期間13年間
13年という期間中に得られるメリットは計り知れません。
(中古住宅の場合は10年間)
控除を受けるためのステップ
- 対象となる住宅の選択…新築や中古の住宅購入、または住宅のリフォーム費用がこの控除の対象となります。
- 必要書類の取得…「住宅借入金等特別控除額の計算明細書」「住宅ローンの残高証明書」などの必要書類を取得してください。
- 確定申告での控除申告…所得税の確定申告時に、この控除を申告します。
- 2年目以降…会社員は年末調整で住宅ローン控除の適用を受けることができます。
控除の落とし穴!気をつけるポイント
この控除、とても魅力的ですよね。
しかし、所得が一定以上になると控除が受けられない点も覚えておきましょう。
所得要件は、特別控除を受ける年の合計所得金額が2,000万円以下です。
また、ローンの返済期間が10年以上である必要があります。
他にも、住宅ごとに最大控除額の違いなどもありますし、しっかりと最新の情報をチェックしましょう。
住宅ローン控除まとめ
住宅ローンの金利に関する特別控除、知っていましたか?
知っているか・知らないかで、家計に与える影響も大きく変わってきます。
この記事を読んだあなたは、もう「知らない」ではいられないはず。
確定申告の際、この控除を忘れずに利用して、家計を少しでも楽にしてください。