良き人生のための専門家、ファイナンシャルプランナー(FP)

良き人生のために3人の専門家を持ちなさい。

金融の先進国アメリカでは、3人の専門家「医者」「弁護士」そして「ファイナンシャルプランナー」を持つことが良い人生に繋がると言われています。

アメリカではお金のことはファイナンシャルプランナーに相談するのが当たり前なのだとか。

今回のそんなファイナンシャルプランナーについて書いてみます。

ファイナンシャルプランナーとは

ファイナンシャルプランナー(FP)は、お金に関する幅広い知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする人です。

相談者の立場や、ライフイベントを考慮したうえで、長期的かつ総合的な視点でさまざまなアドバイスや資産設計を行い、併せてその実行を援助します。

FPに相談できること

では、FPに相談できることは何でしょうか。

FPの相談対象は幅広く、家計の見直し、老後の生活設計、教育資金の準備、住宅購入資金準備や住宅ローンの見直し、資産運用の方法や金融商品の選択ポイント、保険の見直し、税制や相続に関することなど、お金に関する様々なことを相談できます。

とは言え、全てを網羅しているFPは少なく、FPによって得意な分野は異なります。
(得意分野かはさておきFPの上位資格を所有している人は各分野の詳しい知識は持っています)

FPに相談する際は、何を相談したいのかを考えた上で、その分野に詳しいFPに依頼するのが良いでしょう。

FPに相談するメリット

FPに相談するメリットをいくつか挙げてみます。

<専門的なアドバイスを受けられる>
FPはお金に関わる幅広い知識を備えているため、自分では気づかない専門家目線でのアドバイスを受けることができます。

<漠然とした不安を解消できる>
FPに相談することで、やるべきことが数値化され、お金に関する悩みや不安を解消できます。
相談するFPによっては、現在から未来のライフプラン、そして将来のお金の流れをシミュレーションできるキャッシュフロー表を作成してもらえますので、将来を見通せるようになります。

<家計の見直しができる>
ライフプランを立てるには、人生における大きな支出を把握し、それに対しての準備を進めていきます。
その過程で、現在の収支からどのように必要額を準備するかの検討も行うため、無駄な出費を減らす家計の見直しの効果もあります。

FPに相談するデメリット

しかし、FPの相談にもデメリットはあります。

<顧客利益が優先されない場合もある>
FPは大きく2種類に分けれれます。
銀行や証券会社、保険会社などの金融機関に所属している「企業系FP」と、金融機関に所属していない「独立系FP」です。
企業系FPへの相談となると、自社商品の提案をされることも頭に入れておく必要があります。
独立系FPでも何かしら商品の提案がある場合もあります。
無料相談の後に、解決策として商品を提案される流れです。
なお、FP=保険営業の人、と認識している人もいるようですが、本来は違います。

<FPの質がピンキリ>
FPには資格があるものの、実のところ資格を持っていなくとも誰でも名乗ることができます。
相談しようとしているFPがしっかりとした知識を持っているのかは確認したいところです。
参考までに、FPの上位資格はFP1級もしくはCFPで、運営が異なりますが同レベルです。
次がFP2級もしくはAFPです。
この辺りの資格を持っているかは、一つの判断材料になります。

FPのまとめ

今回はFPについて書いてみました。
FPに相談することで、将来必要となるお金や、漠然とした不安を見える化できることでしょう。

もし相談を検討されるのでしたら、中立の立場で顧客利益を優先してくれ、自社商品の無理な提案のない、しっかりとした有料相談を提供しているFPに相談するのがおすすめです。

ちなみに、私の方では、そんなFP有料相談を特典としたNFTの発行も、今後いくつかのタイミングをみつつ考えています。

本日の内容はここまです。

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