年初来高値を更新したビットコイン。
年始に$16,542だったビットコイン価格は、昨日7月6日には$31,500の高値を付けました。
半年で2倍ほどの価格になりました。
今回はそんなビットコインへの投資について考えてみます。
ビットコインの概要
数ある暗号資産(仮想通貨)の一種で、最も代表的なものがビットコイン(BTC)です。
ビットコインは、2008年にサトシ・ナカモトと名乗る人物によって発表され、2009年から使われ始めたデジタル通貨です。
中央銀行や政府によって発行される法定通貨とは異なり、ブロックチェーン技術によって管理されています。
そんなビットコインをはじめとする暗号資産と、株式やFX、投資信託などの金融商品とは、投資対象としてどのような違いがあるでしょうか?
他の金融商品との違い
やはり一番の違いは価格の変動率でしょう。
ビットコインにおいては、現在も1日に10%程度の変動はわりとよくありますし、大きく動く時などは20%以上の変動もあります。
ビットコインとイーサリアムは、暗号資産界のツートップといった感じですが、時価総額の低いその他の暗号資産になると、それよりも更に大きな変動率となってきます。
この変動率の大きさがビットコインを含む暗号資産投資の魅力とも言えます。
「投資」ではなく「投機」だと言う人がいるのも納得です。
ビットコインの半減期
また、ビットコインには半減期というものもあります。
ビットコインの半減期とは、マイニング報酬が半分になるタイミングのことです。
約4年ごとに発行量が半減していくタイミングとも言えます。
ビットコインの価格は、これまで半減期後に大きく上昇しています。
(半減期直後というわけではなく、半減期前から徐々に価格変動が起き、その後に上昇)
例えば、過去2回の半減期ではこんな感じです。
2016年7月半減期 $658 → 2017年12月 $20,000
2020年5月半減期 $8,800 → 2021年4月 $60,000
これはビットコインの供給量が減少し、希少価値が高くなるためと考えられています。
重要なイベントですので、ビットコイン投資を考えている方は押さえておきましょう。
そして、次の半減期は2024年と予想されています。
ただし、半減期を経るごとに価格への影響は小さくなるとの見方もあります。
今後どうなるか注目です。
ビットコインに投資する際の注意点
変動率が大きいということは、リターンも大きい一方で、リスクも大きいということです。
ビットコインは、価格変動が激しいため、余剰資金で投資することが大切です。
投資する前に、リスクを十分に理解した上で、慎重に判断する必要があります。
将来に向けて着実な資産形成をしたいという人にはあまり向かない投資ですが、ある程度リスク許容度のある人であれば投資を検討してみるのもよいでしょう。
ビットコインはまだ発展途上にある暗号資産です。
暴落時には、数か月で価格が半分になることもあります。
その辺りも許容できるのであれば、ブロックチェーン技術の代表格であるビットコインに投資をするというのは面白いと思います。
ビットコイン投資まとめ
ビットコインへの投資は、上手くいけば大きな利益を得ることができます。
リスク許容度の高い人は、資産の一部をビットコインで保有しておくのもよいでしょう。