親からのお金のアドバイスを真に受けるのはやめて、資産を築きましょう
お盆だったので、身内に金融教育を少々してきました。
両親が誤った金融知識を弟夫婦に伝えていたので、横からちょっと訂正してきた話です。
近々、弟夫婦に子どもが生まれる予定で、両親は親切心でまさにその時、私の目の前で学資保険を勧めていました。
学資保険といえば、約5割の家庭が教育資金の準備として利用していますが、その高い割合を形成する場面を、お盆の身内が集まる時期に目の当たりにしました。
資産形成に長く取り組む者として
両親は弟夫婦に「今のうちから学資保険に加入した方がいいよ」と勧めていました。
「そんなわけがない」と思いながらも、とりあえず話しているのを横で聞いていました。
一通り話を聞いてから、FPの立場で…というより資産形成に長く取り組んできた者として、なぜ学資保険が不要なのかという説明をしました。
こういう時、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持っていることが役立ちます。
有資格者からの話だと説得力も増すでしょうから。
保険業界で働くFPなら学資保険を勧めると思いますが、私には特にそんなしがらみはないので、一切勧める気がありません。
学資保険の良さも多少は伝えつつも、それだったら…と別の提案をしておきました。
Xの長文投稿が役立った
論破をしようとかそういう話ではなく、ただただ正しい知識を伝えてきました。
何故、学資保険が不要なのかを説明したのですが、ここで自身の長文投稿が役立つとは思っていませんでした。
学資保険については過去に長文投稿をしていたので、それをもとに説明しました。
それなりのフォロワーとインプレッションも取れていたのも説得力があったように思います。
(運良く3.2万インプレッション超えとなった過去の「学資保険」に関する投稿が活躍しました)
端的に言うと、学資保険という利回りの低い商品をするなら、他で積み立てをした方が良いという話をしてきました。
つみたてNISAの話もした
学資保険をするくらいなら…の流れから、現状の資産形成の状況を聞いた上で、つみたてNISAの話も伝えました。
これも同じく過去の長文投稿を使って説明しました。(長文投稿すごい役立つ)
まず複利運用の説明は必要です。
やはり複利のお金の増え方はインパクトがあります。
実際に積み立てて、現在資産が増えている画面を見せると分かりやすいです。
加えて、ドルコスト平均法の話もしました。
必ず上がるわけではないが、長期で見れば概ね損はしないという、いつもの話です。
そこから、つみたてNISAを始めて、何のファンドを買えばいいかというところで、インデックスファンドの話もしました。
初心者が知っておくべき資産形成の話全部盛りです。
まとめ
仮にその場に自分のようなお金に詳しい人がいなかったら、弟夫婦は親の言うように学資保険を始めていたかもしれません。
親も良いと思って勧めているし、弟夫婦も金融に詳しいわけでもないので「じゃあ、とりあえずやっておくか」と、学資保険の世帯加入率が5割を超えているのだと実感しました。
これからも事あるごとに正しい金融知識を伝えていきたいと思います。
以下は気づきでした。
- なんかもう今度からFPのライセンスカードを実家に帰るときも所持しておこうと思いました
- 一般的な知識の投稿は、奇をてらったものでもなく、あまり拡散されるようなものではないかもしれないが、あったらあったで活用できるので便利でした