「新NISAが良いのは分かりました。じゃあ、新NISAが始まる来年まで待っておきますね。」
いえ、ただ待つだけでなく、今からでも始められることがあります。
今回は、新NISAを始めるにあたってのよくある質問をまとめました。
目次
Q. 新NISAを始めるには何をすればいい?
A. 金融機関でNISA口座の開設をしてください。
NISAを始めるには、金融機関でNISA口座の開設が必要です。
NISA口座の開設手続きは、各金融機関によって異なりますが、オンライン申込や店舗での直接申込などが一般的です。
Q. 2024年の開始まで待った方がいい?
A. 現行のNISAで開始しておくとよいでしょう。
今から現行のつみたてNISAを開始いただいて大丈夫です。
現行のつみたてNISAでは、買い付けた年から最長20年間が非課税となります。
そのため、今から始めることで、今年の枠である40万円分は2024年まで非課税で運用できます。
現行NISAと新NISAの併用が可能となります。
待っている時間は機会損失でもあるので、今のうちから始めておくとよいでしょう。
Q. 積立額の変更はできる?
A. 可能です。
現行のNISAと同様、積立額の変更やボーナス時の増額が可能です。
自由度が高いのもNISAの良いところです。
家計の状況に合わせて積立をすることができます。
ですが、毎月一定額を継続して購入することの効果は実証されてます。(ドルコスト平均法)
基本的には、毎月無理のない金額で積立を継続するようにしましょう。
新NISAを活用することで、どの程度の資産を作りたいのか、予め設計した上で無理のない金額で積立を継続するのがおすすめです。
Q. 利益が出たら確定申告は必要?
A. 確定申告の必要はありません。
新NISAで運用していると、もちろん利益が出ることもあれば、損失が出ることもあります。
現行NISAと同様、新NISAにおいても、運用で利益が出たとしても確定申告の必要はありません。
逆に、損失が出た場合でも、確定申告をすることによる、他の利益との損益通算もできません。
Q. 現行のNISA口座あるけど追加の手続きは必要?
A. 必要ありません。
既にNISAを始めている方は手続き不要です。
2024年1月に新NISA口座が自動的に開設されます。
金融機関を変更したいなどなければ特に何もする必要はありません。
新NISAよくある質問まとめ
今回は、新NISAを始めるにあたってのよくある質問を5つ挙げてみました。
新NISAを検討中の方の参考になれば幸いです。
本日の内容はここまです。
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