今日は10月4日、日本は「投資の日」を迎えています。
このような日を前に、あなたの資産はしっかり守られていますか?
昨夜、円相場が1ドル=150円台に突入。
これは突発的な事象ではなく、様々な経済背景が影響しています。
しかし、個人としてどう対処すればよいのでしょうか?
なぜ円だけの資産はリスクなのか?
給与として受け取る通貨として、多くの日本人は「円」を信用しています。
その安定したイメージや国内での普及度から、円に対する安心感が根付いています。
しかし、私たちが日常で目にする経済ニュースに注目すると、円は対ドルで150円台に下落するなどの変動が続いています。
その背景には、日米の金利差が大きく影響していることが指摘されています。
日本とアメリカの経済状況の違い、金利の差が拡大している今、全ての資産を円に頼るのは大きなリスクを伴います。
資産分散の重要性
私自身、円で収入を得る身として、経済の変動とともに資産の価値が変わるリスクを感じています。
そこで、資産の分散を試みてきました。
この資産分散のアプローチは、どの資産クラスも全て上昇するわけではなく、一つが下がったとしても、他の資産でカバーするという考えからきています。
金融の世界には「卵は一つのカゴに盛るな」というよく知られた格言がありますが、資産を一つの投資先(円)だけに集中させず、リスクを分散させよ、といったものです。
▼分散投資について詳しく知りたい方はこちらの関連記事も参照ください
では、具体的にどのような資産に手を伸ばしてきたのか、以下で紹介します。
資産分散の実例
不動産
物理的な資産である土地や物件は、経済の変動に影響を受けにくい部分があります。
また、家賃収入などの定期的なキャッシュフローが期待でき、インフレにも強い特性があります。
ワンルームマンションや戸建て、アパートの一棟買いをしてきました。
毎月安定した収入を得つつ、売却したければ売却しても利益の出せる状態です。
▼不動産投資についてはこちら(結構な長文書きました)
金(ゴールド)
歴史を通じて価値を保持するとされる金。
経済的な変動や不安定性に対応する手段として、多くの投資家がゴールドを選んでいます。
物理的に所有することも、金関連の投資信託やETFを通じて間接的に所有することも可能です。
円で貯金していても面白味がないなと思い、学生時代よりコツコツ始めました。
価格は随分と右肩上がりになったものです。
海外積立
継続的に外貨を購入することで、通貨の変動リスクを分散。
円の弱体化が続く中、外貨保有は日本の投資家にとって有効な手段となっています。
NISAの他に、以前よりドルでの積立運用もやっています。
ドルベースでの運用パフォーマンスに加えて、ここ最近の円安の影響で、円で見た場合の資産価値も増えています。
暗号資産
世界的な流れとして、ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨の受け入れが進んでいます。
ハイリスク・ハイリターンとされるこの分野は、資産の一部として組み入れることで、ポートフォリオのリスク分散が期待できます。
元々ギャンブル気質なところもあってか、やはりここが最も面白い。
今後の価格上昇にも期待して、長期目線で投資を続けています。
▼暗号投資についてはこちら
まとめ
10月4日、日本が投資の日を迎える中、私たちは自らの資産をどのように守り、増やすかを再考する良い機会を迎えています。
給与を円で受け取る多くの日本人にとって、資産分散はこれからの変動する経済状況に備える重要なステップです。
多様な投資手法を活用して、安定した未来を築くための土台をしっかりと構築しましょう。