お金は使用目的によって4つに分類することができます。
そして、それぞれに合った運用方法があります。
手持ちのお金を4つに分けることは資産運用の第一歩です。
お金の4つの分類
お金を4つに分類すると、このようになります。
- 生活資金…日常の生活費に使うお金
- 使用予定資金…今後10年以内に使うお金(住宅購入や子どもの教育費など)
- 余裕資金…10年以内に使う予定のないお金
- 緊急資金…急な出費に備えるためのお金(生活費の3か月~1年分程度)
このように分類すると、運用に回せるものと、そうでないものがあるのが分かります。
運用できるもの、できないもの
「生活資金」は日常的に使うお金なので運用の対象にはなりません。
また、「緊急資金」も急な出費に備えるお金なので、ほとんど運用できないでしょう。
この2つは普通預金で持っておくくらいでよいと思います。
「使用予定資金」については多少の運用はできそうです。
ですが、あまり値動きのある商品での運用は望ましくありません。
株でも投資信託でも価格の上がり下がりがあるわけですが、運用期間が短く、使う時期が決まっている場合には、値下がりしている状態で現金化しないといけないかもしれません。
元本割れすることのない定期預金や個人向け国債などが無難でしょう。
そうなると、まともに運用できるものは「余裕資金」くらいです。
余裕資金の運用方法
余裕資金の運用方法については、基本的にはつみたてNISAとiDeCoを活用した投資信託でよいでしょう。
長期で運用できるため、毎月コツコツと積み立てて、ドルコスト平均法と複利効果で資産を築いていきましょう。
何となく積立額を設定するのではなく、将来的に作りたい目標額を設定した上で、積立額を設定します。
ベースはこのような感じですが、私自身は不動産投資や暗号資産なども組み合わせています。
それぞれのライフプランに適した運用を取り入れたいところです。
まとめ
暴落局面では阿鼻叫喚の声をよく聞きますが、そのような状況に陥っている方の多くは、投資を余裕資金でやってないからでしょう。
リスクの高い商品などは特に余裕資金で、心にも余裕を持ってやりたいものです。
本日の内容はここまです。
皆さんは余裕資金でどんな運用をしていますか?