総額1億円以上?人生の3大資金

総額1億円以上?人生の3大資金。

人生には大きなお金がかかる場面があります。

「住宅資金」「教育資金」「老後資金」は、人生の3大資金と呼ばれています。
人によって必要な金額は異なりますが、総額で1億円以上になる家庭もあります。

人生の3大資金を把握しておきましょう。

住宅資金

住宅資金は、一般的には2600万円~4500万円ほどが想定されます。

「2021年度 フラット35利用者調査(住宅金融支援機構)」によると、新築マンションでは4528万円、中古戸建では2614万円と、必要となる資金はどのような家に住むのかでも変わってきます。
また、首都圏なのか、地方なのかでも異なります。

また、住宅の場合は、親から相続する場合などもあります。
あるいは、ずっと賃貸でいいという人もいるでしょう。

住宅は必ずしも購入しないといけないわけではないので、将来的にどのような家に住むのかで、準備すべき資金も変わってきます。

教育資金

教育資金は、一般的には570万円~2400万円ほどが想定されます。

「令和3年度子供の学習費調査(文部科学省)」によると、幼稚園3歳から高校3年までの15年間の学習費の総額は、全て公立の場合は574万円、全て私立の場合は1838万円のようです。

加えて、国公立大学に通う場合には4年間で250万円、私立大学では390~540万円、あるいはそれ以上がかかります。

子供にどういった教育を受けさせたいかで大きく変わってくる資金です。

もちろん、子供がいない場合には必要のない資金でもあります。

老後資金

老後資金は、少なくとも2000万円を想定しておくとともに、5000万円を目標とするのがよいかもしれません。

老後の最低日常生活費は22万円、ゆとりある老後生活費は36万円程度と言われています。

「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況(厚生労働省)」によると、老齢基礎年金の平均受給額は、月額56,479円、老齢厚生年金と合計した合計受給額の平均は145,665円となっています。

ご自身が受け取れる想定の公的年金額をもとに必要な老後資金を準備する必要があります。

人生の3大資金まとめ

今回は、人生の3大資金について紹介しました。

人生の3大資金を想定した上で、将来に備えた対策を早い段階から進めていきたいところです。

本日の内容はここまです。

ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士)が毎日お金に関する情報を発信します。
ぜひフォローいただければ幸いです。